ひなの家@県民共済住宅2023

2023年に県民共済住宅で建設予定です。県民共済住宅の施主は情報収集と共有が命!よろしくお願いいたします。

【最終回】設計士さん打ち合わせ第6回目の概要(契約)

埼玉県内・共済組合会員限定・非営利組織・営業なし等により、坪単価30万円代という圧倒的な坪単価の安さを誇る県民共済住宅で住宅を建築予定の、ひなです。

 

設計士さんと回目の打合せが終わり、工事請負契約等をしてきました。

備忘録の意味も込めて、概要を残しておきます。

 

 

前回打合せから今回打合せまでの間にしたこと

これまでの打合せは大体1月間隔で、打ち合わせの1週間前くらいに前回打合せの内容が反映された図面等が送付されてきて、内容を確認のうえ、次回打合せに臨む…という感じでした。

ただ、今回は前回打合せから2週間弱でした。

設計士さんも忙しかったのか、最終図面・見積書・仕様書が送られてきたのは打ち合わせの3日前くらいでした。

念のため書類をチェックしたところ、何点か見積もりから漏れているものがありました。

急いで設計士さんに電話して確認しましたが、もう契約書を作ってしまっているので、契約自体はこのままして、変更契約対応してその後の清算に反映させるとのことでした。

 

打合せの概要

契約書の説明と捺印

早速、工事請負契約書について説明を受け、記名押印を行いました。

また、事前に電話で伝えた見積もり漏れについては、契約時変更見積書という形で、契約書とは別の見積もり書に印鑑を押しました。

実際の契約金額

工事請負契約書から抜粋

実際の契約金額約2,420万円でした!!

超ざっくりとした内訳は、

①本体工事…1,300万円

②オプション等…700万円

③付帯工事…200万円

①+②+③=2,200万円 + 消費税220万円 =2,420万円

という感じです。

③の付帯工事をMAXである200万円入れたいがために、②を少し増額調整したという経緯があります。

 

kennmin2023.hatenadiary.jp

 

なお、付帯工事費用はローンの手数料などを差し引いて最終的に現金で戻ってくることになります。

我が家では、戻ってきたお金は全額外構費用に回します。

これにより実質外構費用もローンに組み込めることになるので、私のように手持ちの現金を減らしたくない人にはお勧めの手法です。

 

坪単価

少し話は逸れますが、我が家は36.37坪なので、契約金額を坪単価に直すと

2,420÷36.37=約66万円 になります。

県民共済住宅の標準坪単価が35.8万円(2023/05現在)のため、坪単価はプラス30万円くらいですね。

価格的にはローコストというよりはミドルコストに近い感じになってきています。

それでも、36坪(5LDK+書斎)という現代においては割と広めな間取り、太陽光を筆頭に、ルミシスや勾配天井などのオプションを詰め込めたのは、県民共済住宅の坪単価があってこそなので、非常に満足しております。(まだ建っていませんが)

今後余裕があれば、価格設定が明瞭なせやま印工務店との比較なんかを作ってみたいところです。(丁度せやま印工務店の30坪が同価格くらいになりそう)

 

契約書の製本作業の間にローン説明

さて、話を戻します。

ひと通り書類への捺印が終わると、設計士さんは契約書の製本作業に入ります。

この間に、住宅ローン担当者から提携ローンの説明を受けました。

提携ローン

県民共済住宅では、埼玉りそな銀行武蔵野銀行などの地方銀行を中心に、通常より金利が優遇された提携ローンを取り扱っています。

建前上は、『提携ローンも使えます』という感じですが、実際は『提携ローンしか使えない』という方が正しいと思います。

これは、県民共済住宅の特殊なシステムによるものですが、長くなるので詳細は割愛します。(気が向いたら記事にします。)

なので、金利的にはネット銀行がもちろん有利ですが、原則提携の地銀ローンで組むと認識しておいた方が良いでしょう。

我が家ももちろん提携ローン(埼玉縣信用金庫)です。

県民共済住宅への支払いは計3回

県民共済住宅へ支払いを行うタイミングと契約金額に対する割合は、

①契約時(20%) ②上棟時(35%) ③引渡時(45%)

です。

ローンを利用する場合は①②はつなぎ融資を利用することになります。

ちなみに、今回はもう①契約時なので、契約金額の20%、約500万円弱を払う必要があります。

ここから急いでローン本審査に必要な書類を揃えて、着工までに実行する必要があるという説明を受けました。

ローン本審査に必要な書類

県民共済住宅では原則契約から着工まで1月半ほど期間が空くそうですが、実は我が家の場合は1月ちょっとで着工が出来るスケジュールを示していただいておりました。

そのため、住宅ローンの手続きも若干タイトになるそうです。

早く着工できるのは嬉しいので、全力で書類は用意しますが、もっと事前に教えてくれていれば今日までに準備して渡せたのになぁ…と思いました。

提携ローンを利用する旨は以前から設計士さんに伝えていましたが、ローン担当者と実際に話したのはなんと今日が初めてでした。

事前に連絡を貰うように伝えていればもう少しスムーズだったかもしれません。反省ポイントです。とはいえ影響はほぼありませんので、まぁいいか。

最終清算の際に余った金額の取り扱い

ひと通りの説明の後、何か質問はありますかと言われたので、地味に気になっていた部分について聞いてみました。

県民共済住宅では、契約金額はありますが、実際は引き渡し時に実際にかかった費用を清算したうえで請求してくれます。

私は上述のとおり付帯工事費用をMAX載せるため、電気照明関係費用や壁紙の費用をあらかじめ計上し、さらにガードマンや鉄板養生費用など最終的に精算になる部分を少し多めに見ています。

そのため、高い照明をつけまくるとか、全室アクセントクロスとかしない限り、最終清算では契約金額より結構下の金額になると予想しています。

なお、精算金額が最終的に下がった場合でも付帯工事費用は変わりません。

前置きが長くなりましたが、確認したのは以下の点です。

Q 最終清算の結果、2420万円⇒2350万円のようにトータル金額が下がった場合は、次のどちらの対応になるか。

 ①下がった額でローン実行される

 ②ローン実行額は変わらず、返金される

 

A ①②どちらでも対応可能

 

前回設計士さんにちらっと話したときには②は難しいようなことを言っていましたが、②も対応可能と分かって良かったです。

ここらへんは真っ向から銀行さんに言うとよろしくない部分になりそうなので敢えて深くは解説しませんが、相当『良い』なと思います。以上です。

 

契約書の受領等

ローンの説明後に製本作業が終わった設計士さんから、契約書の副本・確認済証の写し等の資料一式をいただきました。

これでめでたく契約手続終了となります。

設計士さんとの打ち合わせはこれで終わり、次回以降は現場監督さんが窓口になりやり取りを進めていくことになります。

ようやく、家づくりも折り返し地点に来た感じです。いや、建てるという意味ではようやくスタートラインかもしれません(;^ω^)

 

最後に~契約を終えてみての所感など

スケジュール感

2022年9月ごろに家を建てると決めてから、大体1年弱でここまで来ました。

ざっくりとした時系列は、

2022.09 家づくり情報収集開始

2022.10 ハウスメーカー巡り・土地探し

2022.11 県民共済住宅にほぼ決定

2022.12 土地決定・売買契約

2023.01 県民共済住宅申し込み

2023.03 初回打合せ

2023.04 2回目打合せ・土地引き渡し

2023.05 3回目打合せ

2023.06 4~6回目打合せ・契約 ←今ここ

2023.08 (予定)着工

2023.12末 (予定)完成

といった感じです。

県民共済住宅は土地を一緒に探してくれるわけではないので、間取り決めと土地探しを経こうして行うHMや工務店などと比べると、どうしても時間はかかります。

我が家は、子供の小学校入学の関係上、今年度末までには入居したかったので、その意味ではスケジュールはクリアできそうなので良かったです。

 

設計士さんに不満なし

我が家を担当してくれた設計士さんは、内部の方で、30代後半くらいの若めの方でした。

他のハウスメーカーでそこまで打ち合わせたわけではないので比較はできませんが、よく言われる『提案力の低さ』はほぼ感じませんでした。

(尤も我が家の場合は、自分で考えつくした間取りが既にあり、それをベースに進める形だったので、そもそも間取り自体には提案の機会があまりなかったのかもしれません(;^ω^))

設計士さんの目線から細かな使い勝手のアドバイスなども色々といただけたし、担当している件数が多い分、施工事例も豊富なので、アドバイスも説得力がありました。

例えば、私が『○○したいです!』というと『同じようにやった現場あるけどこんな感じだよ』といって実際の写真を見せてくれるので、イメージがつきやすかったです。

また、打ち合わせでお願いした内容もほぼ漏れなく次回までに反映してくれたので、住宅打合せでよくある『伝えたのに伝わってなかった』問題はほとんどありませんでした。

2023年現在においても県民共済住宅が人気なのは変わりないようで、私の担当設計士さんも20件近く案件を抱えているとのことでした。

そのため、打ち合わせが月に1回になってしまうのは致し方ないのかなとは思います。

本音は2~3週間に1回くらいが良かったですが、私はスケジュール的にそこまで急いでいなかったので問題はありませんでした。

総じて、良い設計士さんでした。٩( ''ω'' )و

契約を終えて

家を建てる決意をしてから、住むエリア、土地、間取り、設備、仕様など家を建てるうえで決めるべきことは8割くらい終わりました。

県民共済住宅は営業がいない分、施主が勉強してプロジェクト管理を進めていく必要があります。

断熱や気密などの家の基本性能の勉強から土地の見分け方の勉強、要望を入れつつも坪数を抑えた間取りの作成、設備比較のための各種ショールーム巡り…

施主がやることはたくさんあり、共働きで子育てをしながら家のことも考えるのはなかなか大変でした。。

それでも、せっかくの注文住宅、思いっきり楽しみながら家づくりを進めることが出来ました。

 

これからは、照明やコンセント、内装の決定に加え、実際の工事も始まってくるので施工管理もしなければなりません。

外構などもまだ全然決めていないこともあり、まだまだ完成までの道のりは長いですが、これからも頑張ります٩( ''ω'' )و

 

 

今回はここまで!文字ばっかですまぬ!!