埼玉県内・共済組合会員限定・非営利組織・営業なし等により、坪単価30万円代という圧倒的な坪単価の安さを誇る県民共済住宅で住宅を絶賛建築中の、ひなです。
とうとう工事が着工しました。
以後は、施工管理編として、工事の進捗や施主としてのチェックポイント等を記載していくこととなります。
今回は、遣り方~基礎完成までを振り返っていきたいと思います。
- 全体スケジュール
- 遣り方出し、掘削(着工3日目)
- 掘削工事完了(着工10日目)
- 配筋組み~配筋検査(着工17日目〜21日目)
- 基礎コン完成(1回目)(着工27日目)
- 基礎コン完成(2回目)(着工37日目)
全体スケジュール
契約時に、ざっくりとした工事のスケジュールが示されます。
前回、監督との初打合せで「2地縄確認」をしました。
そこから「3上棟」までは約1ヶ月ほどですが、この間に基礎工事が完了する予定となっています。
遣り方出し、掘削(着工3日目)
監督との打ち合わせ2日後、現場を確認しに行くと、既に遣り方(※)と掘削工事が行われている最中でした。
※「遣り方」とは、建築工事において、敷地内の建物の位置・柱や壁の中心線・高さ・水平といった基準を正確に設定する仮設工作物です。上の写真でいうところの掘削周りの木の柵のことのようです。
特に見るべき箇所は無いですが、いよいよ工事が始まったなという実感が湧いてきました。
飲み物を差入して少し話した際に、作業員さんから
「残土に草が多く混じっており、処分場で断られてしまった。そこに草を積んであるがどうしたら良い?」
という質問を受けました。
確かに、敷地の草刈りは私が人力でやった挙句、まぁ地縄が見えていればいっか。というレベルでしか刈っていないため、掘削した際に結構草が混じってしまったようです。。申し訳ない。。
作業員さんには『こちらからも現場監督さんに相談してみて、県民共済側で処分できないようであれば施主側で何とかします。』と伝えました。
その後、監督さんに聞いてみると、県民共済住宅側で処分します。とのことでした。安心しました。
掘削工事完了(着工10日目)
約1週間後に再度訪れると、掘削工事が完了していました。
なお、この日は日曜日なので作業はお休みでした。
作業員さんがいるとお互い気を使うので、ゆっくり見たい場合は日曜日がオススメです。
建物の基礎下に当たる部分には、防湿シートが敷かれており、基礎の外周部の枠?が出来ていました。
また、捨てコン(※)も打ってありました。
※捨てコンクリート…建物を建てる前の地盤の上に使用されるコンクリートのこと
黄色いカゴに入っているのは配筋を組むときに使うスペーサーです。
このタイミングで、工事看板も設置されていました。
近所の人には、ここで私のフルネームが公開されます。
もしフルネームが表示されるのが嫌な場合は、契約時に表示しないように言えるハズなので、忘れずに言いましょう。
今後のご近所付き合いも考えると、変に隠してもしょうがないなというのが私の感覚ですが。
配筋組み~配筋検査(着工17日目〜21日目)
また1週間後の日曜日に訪れました。
既に配筋が組まれた状況でした。
配筋の形で、なんとなく基礎の形も見えてきました。
配筋のチェックポイント
ここから、少しづつ施主でもチェック出来るポイントが出てきます。
チェックポポイント
①スペーサーが等間隔で正しく設置されているか
②配筋の継手部分の被りは正しいか
…など
ただ、正直ここらへんは配筋検査でも見るはずなので、本来施主が1箇所ごとに尺当ててチェックするようなものではないのかなと思います。
私もパッと見でスペーサーが等間隔かを確認したくらいで、あまり細かくは見ませんでした。
パッと見で私が気になった部分として、
●防湿シートが何か所か破けている
●スペーサーの高さがまちまちに見える
の2点があったので、配筋検査の際に教えてくださいと現場監督にメッセージを入れておきました。
配筋検査(21日目)
着工から、21日目、配筋検査でした。
着工後、初めての検査ということで、どんなものかと思い、立ち会うことにしました。
検査はそこまで時間がかからないようで、他の施主ブロガーさんを見るに、予定時間ピッタリに行くと既に終了しているケースもあるようです。
なので、監督に聞いた開始時間よりも30分程度早く現着しました。
現場には既に監督さんがいらっしゃったので、先日見た時に気になった2点を伺ってみました。
●防湿シートの破れについて
⇒場所を一緒に確認してもらいました。直しますね、と言っていただけました。
が、直った状態のものを見ることは無く基礎が入ってしまったので、本当に直したのかは不明です。多分直さなくても致命的なものでないので、深追いはしませんでした。
●スペーサーの高さについて
⇒下地の砂利が必ずしも高さがそろっているわけではないため、スペーサーの高さも必ずしもそろわないものである。とのことでした。
結局のところ、必要な被り厚が確保できていれば問題ないそうです。
ふーんそうなんだと聞いているうちに、検査の方が時間ピッタリ位に来ました。
検査自体は、10分程度で終わりました。
配筋自体は特に問題は無かったようですが、
『○○(現場監督)さん、隣地からの離隔の起算点はここからでよいんだよ。』みたいなことを言っていたので、図面より若干隣地離隔が取られていたようです。
なお、このタイミングで先行配管も来ていました。
基礎コン完成(1回目)(着工27日目)
配筋検査から6日後、現場を訪れると、既に土台部分の基礎は打ち終わっており、立ち上がり部分の施行準備が進められていました。
写真では、立ち上がりのための型枠が設置されており、作業員さんが必要な部材を図面を見ながら型枠の上に準備している様子です。
この日は若干雨だったこともあり(雨の中作業大変お疲れ様でした!)さっと見てすぐ帰りました。
基礎コン完成(2回目)(着工37日目)
10日後、そろそろ基礎が出来たかしらと思い、現場を訪れました。
無事に基礎が出来てました!!!
思ったよりも白くて綺麗だったので、思わず『おぉ…!』と声が出てしまいました(笑)
丁度基礎屋さんが最後の清掃、土戻しの作業中だったので、ぐるっと1週だけまわって写真をとり、作業の邪魔にならないように退散しました。
ぐるっと周る中で、ざっと以下を確認しました。
チェックポイント
①基礎にジャンカやクラック(ひび割れ)等は無いか
⇒ほとんど見当たらなかったです。丁寧に施行されていたと感じました。
②アンカーボルトが大きく斜めになっていないか
⇒きちんとまっすぐ伸びていました。
なお、玄関ポーチの部分に、一部ひび割れのようなものがありました。
建物の強度に影響がない部分だったので、問題ないとは思いますが、現場監督さんに一方だけ入れておきました。
多分これくらいであればチャチャっと補修して終了だと思います。
この後は、土台敷きをしていよいよ上棟となります。
土台敷きあたりから、気密を意識し始めないといけなくなるので、気が抜けなくなってきます。
あらかじめ現場監督さんに土台敷きと上棟の日程を確認し、仕事の都合をつけます。
実は基礎工事あたりで、電気配線の打合せなんかもしていますが、施工管理とは別記事で書きたいと思います。(こだわりないのでそんなに書くことないんですが…)
ではまた!