ひなの家@県民共済住宅2023

2023年に県民共済住宅で建設予定です。県民共済住宅の施主は情報収集と共有が命!よろしくお願いいたします。

設計士さん打ち合わせ第4回の概要(仕様選定)

埼玉県内・共済組合会員限定・非営利組織・営業なし等により、坪単価30万円代という圧倒的な坪単価の安さを誇る県民共済住宅で住宅を建築予定の、ひなです。

 

設計士さんと第4回目の打合せが終了したので、備忘録も含めて書いていきます。

 

 

 

 

前回打合せからの今回打合せまでの間について

例によって、前回(第3回目)の打合せから今回の打合せまで1月ほど間が空いていました。

施主側としては、仕様をじっくり考える期間として活用しました。

具体的には、新都心本店や宮原のショールームに再度訪問し、サンプルなどを見てある程度あたりをつけるとともに、気になる部分については各種ショールームへ出向くなどしました。

そして、例によって打合せ1週間前くらいに設計士さんより図面等が送られてきました…。

 

が、なんと!!

 

今回は、図面と一緒に、『地盤調査結果』も同封されていました!!

結果は…改良不要…!!

 

良かったーー٩( ''ω'' )و

 

ということでうきうきな気分のままに打ち合わせに臨みました。

 

第4回打合せの概要

地盤改良調査結果・外部給排水工事見積の説明



事前に地盤改良不要と聞いていましたが、改めて地盤調査結果の説明がありました。

株式会社ワイズ技研という会社によるスクリューウエイト貫入調査という方法で実施されました。

ざっくり、建設場所の4隅と真ん中あたりの計5か所をスクリューで突き進んでいき、スクリューの回転数やかかる負荷等で地盤の固さを確認する調査方法でした。

調査結果は直接基礎可能(=地盤改良不要)でしたが、地盤改良が出来ないことは無いため、一応どうしますかと設計士さんに意思確認を求められましたが、要らないですと即答しました。

また、外部給排水の見積もりも出たので、説明を受けました。

こちらは、当初見積もりで100万円を仮計上していましたが、見積もり上は50万円まで下がりました。

 

仕様選定

では本題ということで、新都心本店の各サンプルを見て回りながら仕様を選んでいきました。

前回打合せの際に仕様選定用紙は渡されていたので、その順序で選んでいく感じでした。

我が家も他の施主ブロガーさんと同様に事前にある程度決め打ちして選んでいたので、サクサクと進みましたが、それでも1時間弱はかかりました。

仕様選定の際に初めてうーん、どうしよっか~みたいな感じだと軽く2時間はかかってしまうと思います。やはりここは事前にすり合わせておくのが大切ですね。

以下、我が家が選んだ仕様です。

屋根…三州野安プライム40(ブラック)

真ん中あたりに移っているのがプライム40ブラック。左の方はフラット瓦


色はブラックにすると決めていましたが、ストレートにして瓦感を無くすかどうかで少し悩みました。

瓦感があるとちょっと高見えするのでは!?という安直な考えのもと、プライム40を選びました。

軒天…ホワイト

軒天の色も選択できます。標準がホワイトで、OPで他の色にも出来るようです。

今はやりの木目なんかは、何年か前から出来なくなっているようです。

軒天は光が当たる場所ではないので、暗い色にすると全体的に重くなるとの設計士さんの助言により、我が家は標準のホワイトのままで行くことにしました。

外壁材…ケイミューネオロック光セラ18モダンスリット18(★OP色変更→チャコールブラック)

モダンスリット18のチタンブルー。写真だとそうでもないが外で見ると結構青い


外壁材はケイミューを選定しました。

別シリーズが選べたら人気のフィエルテやカルナックを選びたかったですが、出来ないようなので次点のモダンスリットにしました。

色は黒にすると決めていたので、OPですが黒(チャコールブラック)に変更しました。

なお、OP費用は500/㎡とのことです。(一見すると安そうですが、我が家の場合約10万円と地味に高いです)

外壁材の選定については、数年前まではALC外壁が標準でサイディングを選ぶ人が少なかったのであまり情報もなく、結構悩みましたが、最後は単純に好みで決めました。

 

基礎…450mm(立ち上がり:ジョリパット(アッシュグレー))

基礎は標準の45cmです、深基礎にすることもできますが、すべき土地状況上の理由がなければ標準で問題ないと思います。

ジョリパットの説明の中で設計士さんが「昔は御影石だったんすよ…(遠い目)」と言っていました。

地盤保証…10年保証(標準)


直接基礎の場合の地盤保証は標準で10年ついてきます。

OPで、+4万円でもう10年延ばす(20年保証)ことができるがどうかと言われましたが、10年地盤が問題なくて、11年目以降に急に沈下とかしないやろと思い、不採用にしました。

設計士さん曰く『めちゃくちゃ安いのでほとんど皆採用する』そうです。そうなの?

玄関ポーチ・玄関床材…エタニティーアイアン


玄関やポーチに敷くタイルの色を選べます。

エタニティーシガー・コルトアイボリー・ミディアムベージュ・ライトグレー・コルトブラウン・エタニティーアイアンの6色があります。

これは私が一目惚れしていたエタニティーアイアンに即決めでした。

(実は妻は他の色が良かったらしいのですが、あまりに私が食い気味なので、譲ってくれました(;^ω^))

玄関ドア…YKKAPヴェナートD30 N08(キャラメルチーク色)

県民共済住宅の玄関ドアは標準でタッチキー付、D2K2仕様なのが嬉しいですね。

窓がYKKなので、ドアもYKKから選びました。

OPの採光デザインは断熱性能が低くなるため不採用です。

N08採光無の熱還流率は1.79、採光ありだと2.25と0.5も悪化する

色は、黒の外壁に合いそうなキャラメルチーク色にしました。

 

外物干し金物…2本・天付けタイプ

バルコニーに標準でついてくる物干し金物は、壁付・天付・腰壁付の3パターンが選べます。

完全に好みの範疇ですが、我が家は天付けにしました。

 

外水道…別途外構

2022年新仕様からはOPに

一部で「究極の2択」とまでいわれた県民共済住宅の外水栓ですが、2022年からはOP扱い(+21,600円)になります。

OP費用払ってこのデザインを選ぶ理由もないので、別途外構工事で好きなものを付けることとしました。

(その場合、事前に水栓の予定位置まで水道業者に管を引っ張ってきてもらうのを忘れないようにしましょう。)

 

床材…永大産業 オーク(全室)

床材は、標準から永大産業の銘樹モクトーンシリーズからオークを選びました。

県民共済住宅の標準床材はシートフローリングか突板で、挽板と無垢床はOPになります。

子供が3人いる我が家では、傷つきやすい無垢床は検討外でした。

突板と挽板は個人的にそこまで差異を感じなかったので、標準の突板の中から選びました。

EIDAIの銘樹モクトーンシリーズは確か2022年ごろからの新仕様で登場したものですが、明らかに他と比べて質感が良いと感じました。

同じ銘樹モクトーンのブラックウォールナットと悩みましたが、より柔らかな印象のオークにしました。

1階と2階で特に床材を変えることもなく、家の床材は全て統一にしました。

特に指定がなければ、階段や玄関框の色も同一です。

ただ、1点階段の蹴込については、ホワイトに出来ないか聞いてみたところOPで対応可能とのことでしたのでお願いしました。(ホワイトの蹴込好き)

↓こんなイメージです

(出典)https://www.ss-j.co.jp/column/746/ 
室内ドア・収納建具…大建工業hapiaシリーズ(ダルブラウン色)

ドアはハイドア一択だったので迷わず大建工業のhapiaシリーズにしました。

室内ドアを大建工業にすると、収納扉もハイドアになるため、収納量を確保したい人はオススメです。

大建工業の室内ドアの色はネオホワイト色かダルブラウン(木目色)の2択です。

収納扉の標準はネオホワイト色一択です。

我が家の場合は室内ドアをダルブラウンにしました。

モダンなイメージ的にはネオホワイトでも良いかなと思いましたが、ここは鶴(妻)の一声がさく裂し、ダルブラウンにしました。どっちもカッコ良いので問題なしです。

ちなみに、収納扉も同色(ダルブラウン)が良いと伝えたところ、+7万円(1棟)で同色に出来ました。

……いや、高くね?(;^ω^)

 

玄関収納…大建工業3本コの字型w1200

シューズボックスは、標準の大建工業の3本コの字型を選びました。

我が家はシューズクロークもあるので、収納量はそこまで要らないと判断し、鍵置き場などを優先させました。

シューズクロークがあればシューズボックス自体要らないのではとも考えましたが、削っても特に減額にならないため、シューズボックスとシューズクロークの併用型にしました。

 

ウッドワンにするか大建工業にするかは、インテリアの好みで良いと思います。

木目のナチュラルな感じが好きな方はウッドワン、モダンな感じにしたい人は大建工業かなという感じです。

機能的な面でいうと

ウッドワン…下部の空きが少ないため収納量多め。

大建工業ウッドワンより収納量は少ないが、小物入れスペースあり。

といった感じです。

 

洋室造作色(階段手摺・巾木・カウンター材等の色)…ライトクリアー色

右がライトクリアー色、左がネオホワイト色

階段の腰壁笠木や巾木などの色は標準でライトクリアー色かネオホワイト色から選べます。

我が家は全てライトクリアー色にしました。

巾木なども、インスタなどでは細いものが流行っていますが、県民共済住宅ではできないようです。

 

キッチン…タカラスタンダード グランディア


キッチンはLIXILのリシェルSI、クリナップのステディア、タカラスタンダードのグランディアの3種類から選べます。

私見ですが、

LIXIL:オシャレで高級感のある感じにしたい人向け

クリナップ:ステンレス派向け

タカラスタンダード:家事楽したい人・ズボラー向け

といったイメージです。ズボラーな我が家は迷わずタカラスタンダード一択でした(;^ω^)

色々とオプションも入れましたが、詳細は見積もりの記事で触れているので割愛します。

 

kennmin2023.hatenadiary.jp

 

 

洗面化粧台…ルミシス(個別見積もり)

カタログより。使いまわし


洗面は標準のものではなく個別見積もりで入れました。

個人的に我が家イチの贅沢ポイントです。

 

トイレ…1F TOTO NJ2ホワイト(OP) 2F TOTO ZJ2ホワイト(標準)

県民共済住宅HPより


トイレは、1階にオプションのタンクレストイレ、2階は標準のトイレにしました。

1階は、位置が階段下ということもあり、少しでもスペースを広く見せるためにタンクレスにしました。

 

浴室…TOTO サザナ(ビスクトラバーチン4面)

県民共済住宅HPより 一番右がビスクトラバーチン


お風呂は、TOTO(サザナ)、LIXIL(AX)、積水ホームテクノ(Roomy)の3社から選べます。

他の施主ブログ等を拝見する限りはTOTOが圧倒的に多い気がします。高級感がある方が好きな方は積水ホームテクノも気に入ると思います。

我が家はTOTOにしました。色は「地層」(TOTOショールームのお姉さんが言っていた)ことビスクトラバーチン色です。4面同色なので高級感があります。

 

エアコン…ダイキン18畳用、6畳用(各1台)

県民共済住宅HPより


エアコンはダイキンと三菱が選べますが、好みでダイキンを選びました。

今の賃貸でもダイキンを使用していて不満がないというのが理由です。

畳数は、6畳、10畳、18畳の3パターンしか選べなかったので1階用に18畳用を1台、主寝室用に6畳用を1台付けました。

 

太陽光発電…長州産業4.08kw(12枚)

県民共済住宅新都心本店で撮影


予算があれば絶対につけたいと思っていた太陽光発電は、長州産業とパナソニックから選べます。

特にこだわりがなければ長州産業の方が性能値が良く、かつ値段も安いので、長州産業1択で問題ないと思います。

本当はもう少し載せたかったけれど、屋根の面積的に12枚が限界でした。

 

床暖房…なし

床暖に課金するなら自分で床下に潜って断熱補強したい派です٩( ''ω'' )و

 

給湯器…エコジョーズ(24号ガス給湯器)(標準)

県民共済住宅HPより


給湯器は標準のままです。オプションでエコキュートも採用できますが、オール電化じゃないとそこまで旨味もないのかなと思い採用していません。

乾太くんを捨ててオール電化に舵をきる方法もありましたが、乾太くんを諦めきれませんでした(;^ω^)

なお、エコジョーズノーリツパロマの2社ありますが、エリアによって分かれているようで、原則選ぶことは出来ないようです。

アンテナ(OP)…地デジのみ

県民共済住宅新都心本店で撮影


地味な必須オプション項目です。

あ、でも最近はテレビを見ない人もいるから必須ではないかもしれませんね。

BSアンテナは必要ないと割り切りつけませんでした。

 

耐震等級・維持管理対策等級・劣化対策等級…3(標準)

県民共済住宅は標準で上記3項目については3等級取得です。

なお、耐震等級については壁量計算による等級3ですが、OPで許容応力度計算もしてくれます。

費用も9万円とそこまで高くはないですが、私は壁量計算でも十分と判断し、やりませんでした。

 

断熱材…高断熱仕様(OP)

断熱材の一例


高断熱オプションは、県民共済住宅を選んだ時から絶対にやると決めていました。

間取りや条件にもよりますが、標準でUA値0.6(ZEH基準)程度、高断熱OPでUA値0.46(HEAT20 G2)程度が目安と思われます。

 

図面の確認

プラン決定自体は前回行いましたが、間取り自体には影響しない細かい部分を確認しました。

階段1段目のロボット掃除機スペースは難しそう

前回(第3回)打合せで、階段1~4段目の下にも穴をあけて、ロボット掃除機スペースにしようと話をしていましたが、設計士さんで再度寸法を確認したところ、どうやら難しいようです。

上の写真のように、三角にしか空けられないとのことで、私が予定しているダストボックス付きのロボット掃除機は入らないとのことでした。

その横(階段下5~7段目下)のミニ収納の下を空けてロボット掃除機が通れるようにすることもできると言われましたが、この場所は横の畳スペースで子供が遊ぶおもちゃなどを仕舞う予定だったので辞めました。

じゃぁロボット掃除機のスペースどこにすんのって話ですが、なんと現状未定のままです( ;∀;)

パントリーの下か家族ロッカーの下あたりのスペースを使いたい私VS専用スペースを他の用途に使いたくない妻 の決着が付かないからです!

いや、もう私が負けることは分かっているんですが…(;^ω^)カテナ

電気の打合せが最後のチャンスなので、そこまでに決めたいと思います。。

1Fトイレの回りに遮音のための断熱材

我が家の1Fトイレはリビング階段の階段下にあるため、一応リビング空間と隣接しています。

リビング隣接トイレで気になるのはやはり音漏れ(ノД`)

一応、一番音が抜ける扉は玄関ホール側に設け、リビングまで扉2枚を挟んでいるため、そこまで音はしないハズ…ですが、少し気になるので出来ることはやっておこうというスタンスで、断熱材(本当は遮音ロックウールが良かったけど、グラスウールしかできないとのこと)を壁に充填してもらうことにしました。

費用は7000円弱だったと思います。

制震ダンパーは落とす

今まで当然のように図面に落とし込まれていた制震ダンパーですが、実はOPで結構良い値段します。(3セットで20万円弱。もちろん他と比べたら安いと思われる)

必須なものではないため、贅沢品と割りきり、不採用にすることにしました。

日本は地震大国なので、耐震性がとかく重視されていますが、やりすぎると費用対効果としては悪くなるため、ちょうどいい塩梅にとどめておくという選択肢もあるのかなと思います。(もちろん私見です)

畳コーナーにワイヤー物干し追加

標準の室内物干しについては、脱衣所に設置していますが、予備としてもう一か所用意しておこうと思っていました。

リビング併設の和室が理想的でしたが、ホスクリーンなどはちょっと見た目が…ということで妻からNGを食らっていました。

諦めかけていましたが、YOUTUBE等でワイヤー物干しなるものを見つけました。

 

壁の両側に器具を取り付け、干すときだけワイヤーを出して干します。

見た目もスッキリしているため、和室に設置してもそこまでノイズになりません。

設計士さんにこういうものが付けられないか聞いてみたところ、川口技研の商品ならつけられるかもしれないということで、確認してくれることになりました。

 

 

まとめ

今回は、仕様決定をしました。事前にある程度決めておいたおかげでそんなに時間がかからず終われてよかったです。

いよいよ契約が見えてきました。

次回は、仕様決定の最終確認と重要事項説明との予告を受け、打ち合わせ日を2週間半後くらいに設定しました。

当初の月1ペースよりは早くなってきました。

図面の変更等見落としがないように気を付けながら進めたいと思います。

 

ということで今回はここまで!めっちゃ長くなってしまった!!!