ひなの家@県民共済住宅2023

2023年に県民共済住宅で建設予定です。県民共済住宅の施主は情報収集と共有が命!よろしくお願いいたします。

南面のトリプルガラスを考える

県民共済住宅で2023年度に建築予定のひなです。

 

今回は、窓の話です。

 

県民共済住宅の標準の窓について

 県民共済の標準は、YKKAPのAPW330又はLIXILサーモスⅡとなっています。

APW330はオール樹脂サッシ、サーモスⅡはアルミ樹脂複合サッシとなっているため、断熱性能で言えばAPW330一択でしょう。

サーモスⅡは性能が劣る分サッシ枠が細いなどデザイン面ですっきり見えるのが魅力です。性能よりデザインで選びたい方はサーモスⅡも検討になります。

なお、準防火地域では、YKKAPの窓を選択することが出来ず、自動的にLIXILになりますので、断熱性能を気にされる方は土地選びの段階から注意が必要です。

 APW330の場合、Low-Eペアガラス+アルゴンガス+アルミスペーサーというスペックになります。

 

 ガラスについては、断熱型と遮熱型がありますが、県民共済住宅では遮熱型のみになります。

 温熱環境を考えたパッシブ設計の理論から言うと、

1階 ⇒ 断熱型(冬寒くなりやすいので日射取得を優先に考える)

2階 ⇒ 遮熱型(夏暑くなりやすいので日射遮蔽を優先に考える)

というように使い分けるべきなのですが、残念ながら使い分けは出来ません。

 

オプションのトリプルガラス

 2023年新仕様では、オプションでトリプルガラスへの変更が出来ます。

(YKKAP:APW430)

LIXIL:TW)

トリプルガラスはガラスがもう1枚増えることになるため、単純に断熱性能が向上します。

 APW430とAPW330をの熱貫流率を比較すると次のようになります。(数値が低い方が断熱性能が高い)

APW330 ⇒ 1.37w/(㎡・K)

APW430 ⇒ 0.90w/(㎡・K)

また、スペーサーもアルミから樹脂になるため、スペーサーの断熱性能も向上します。

 

ちなみにOP価格ですが、設計士さんに確認したところ、掃き出し窓で約10万円だと言われました。(結構高い…(;^ω^))

 

高断熱にこだわるならトリプルガラス一択と思っていたが…?

 トリプルガラスへの変更は、一か所約10万円と決して安くはないオプションですが、ローコスト住宅でオール樹脂サッシ+トリプルガラスなんてそうそう入れられるものではないので、高断熱にこだわるなら是非とも入れたいところです。

 

 私も温熱環境についてはガンガンオプションをつけていきたいので当然トリプルガラスは採用するつもりでしたが、調べるうちに必ずしもトリプルガラスを採用することが正解ではないことが分かりました。

 

 簡単に言うと、トリプルガラスとペアガラスを比較した場合、断熱性能は有利になるが、日射取得は不利になる ということです。

 

 以下の動画が分かりやすいです。


www.youtube.com

 

ペアガラス+ハニカムシェードという選択肢

 上記の動画では、ペアガラス+ハニカムシェードを使用することにより、冬の日中など日射取得をしたいときはペアガラスのみ、夜間など日射取得する必要がない時はハニカムシェードを下すことでトリプルガラス並みの断熱性能を確保できるとしています。

これは、ハニカムシェードの中の空気層が断熱効果があるためらしいです。ハニカムシェードは購入して付ける必要はありますが、価格はトリプルガラスよりは安いです。

県民共済住宅で考えるならやっぱりトリプルガラスにした方が無難か

普通に考えるとお金かけてトリプルガラスにするよりハニカムシェードを使った方がなんだかお得にできて、さらに上げ下げにより融通も利きそうな感じがして良いです。

私も色々と悩みましたが、結局トリプルガラスにする予定です。

理由は3つあります。

県民共済住宅では1階も遮熱型ガラス

 パッシブの理論では、1階は寒くなりやすく、できるだけ光を取り込み暖かくしたいので断熱ガラスを、2階は熱くなりやすいので遮熱型ガラスを採用するのが一般的ですが、県民共済住宅では残念ながらそのような使い分けは出来ず、全て遮熱型ガラスになります。

 つまり、ペアガラスにしたとはいえ、遮熱型ガラスなので日射取得はそこまで強くないということになります。

②日射シミュレートをするわけではないので本当に日射取得できるか賭けの部分あり

パッシブ設計をするような工務店であれば当然日射取得のシミュレーションは行うので、ペアガラス+ハニカムシェードにすることでトリプルガラスよりも効率的に過ごすことが出来るという計算が可能ですが、県民共済住宅ではそのようなシミュレーションは行われません。

よって、施主で判断することになりますが、所詮は素人なので果たして本当に上手く日射取得できるのかという部分は賭けになってくると思われます。

私の家も南側は隣地から6m近く離し、庇代わりのバルコニーもつけているため夏の日射遮蔽と冬の日射取得については対策はしたと考えていますが、本当に出来ているのかが住んでみないと分かりません。

③頻繁に窓を開けるわけではない

 これは、県民共済住宅が というよりは我が家の生活スタイルによるものですが(;^ω^)

 頻繁に窓を開けたりして過ごすのではなく、結局窓は締め切ってエアコンに頼るというのが1年の半分以上を占める過ごし方になります。

 となると、外から取り込む(日射取得)という考えよりも、中で作った温熱環境を外に逃がさない(断熱環境)方が大事になってくると思われます。

 

以上を考えると、トリプルガラスにしてとりあえず断熱性能を上げておいた方が安全かなという気がしました。

 

まぁペアガラスでもオール樹脂サッシで断熱性能としては十分なので予算が厳しかったらオプションから外すかもしれませんが。

 

というか日射取得を考えなければ、トリプルガラス+ハニカムシェードは最強ということか…?実験してみたいですね。

 

以上!

県民共済住宅の性能を『せやま基準』に当てはめてみた

埼玉県内・共済組合会員限定・非営利組織・営業なし等により、坪単価30万円代という圧倒的な坪単価の安さを誇る県民共済住宅ですが、実際住宅の性能ってどんなものか気になりますよね。

 

ということで、今回は県民共済住宅の住宅性能について検証してみました。

なお、県民共済住宅の使用については、2023年5月適用の標準仕様に基づき記載しています。

 

今回は『せやま基準』に当てはめてみました。

 

せやま基準とは…?

 ⇒家づくりメディア『家づくりに、“ちょうどいい塩梅”を。|BE ENOUGH(ビーイナフ) (be-enough.jp)』で紹介されている「ちょうどいい塩梅」の家づくりの基準のこと。

 今回は同サイトで公開されている『せやま基準一覧表』のうち、性能基準について当てはめていきます。

 なお、同基準において推奨されているのは「〇ちょうどいい塩梅」です。

 運営のせやま氏はYOUTUBEでも「家づくり大学」と称して施主目線での家づくりについて発信を行っておられます。県民施主にとっても非常に参考になるため、視聴をおススメします。


www.youtube.com

 

なお、分からない部分は確認でき次第追記していきますのでご容赦ください。

留意事項として、OP対応などについては私の担当の設計士さんに確認した事項も含まれるため、県民共済住宅施主全てが必ずそうだとは限りませんのでご注意ください。(ホントはそれもおかしな話なんですが…)

 

<基本性能>

【窓】

①サッシ…〇

 標準でオール樹脂サッシ(※)です。ローコスト系の住宅ではアルミ樹脂複合も散見されるため、標準オール樹脂サッシはかなり良い方だと思います。

 (※)窓はYKKAPとLIXILが選べますが、LIXILはアルミ樹脂複合のため注意が必要です。準防火地域ではLIXILしか選べないようなので、そこも注意が必要です。

②ガラス…〇(OPで◎)

 標準でペアガラス、オプションでトリプルガラスが選択可能です。(トリプルガラスへの変更は、掃き出し窓で約10万円程度)

③中空層…〇

 標準でアルゴンガスです。クリプトンガスへの変更はできません。

④スペーサー…△(OPで〇)【5/8追記】

 標準でアルミスペーサーです。樹脂スペーサーへの変更はできません。OPでトリプルガラスへ変更(YKK:APW430、LIXIL:TW)すると、スペーサーも樹脂スペーサーになります。なお、ペアガラスのまま樹脂スペーサーへの変更が可能かどうかは不明です。(5/8追記)

 スペーサーはサッシほどの重要度は無いため、アルミでも問題ないかなと思います。

 

【断熱】

UA値…〇(OPで◎)

 埼玉県はほぼ6地域なので0.6以下が基準となりますが、標準仕様で満たしています。(県民共済住宅のHPに記載あり。)2022年の省エネ法の改正により長期優良住宅の基準がUA値0.6以下(6地域)になったため、多くのメーカーでも標準0.6以下は達成するのかなと思います。

 OPの高断熱仕様にすると大体0.46あたりになってくると思われます。流石に0.23には届きませんが、十分な断熱性能であると思われます。

②屋根裏の断熱…△

 天井断熱になります。勾配天井など構造上天井断熱にならない場合のみ屋根断熱になります。

③天井の断熱性能・厚み…△と〇の間(OPで〇)

 標準仕様だと1.5倍程度、OPで高断熱仕様にすると約2倍になります。

④床下の断熱…△

 床断熱になります。せやま基準では基礎断熱を推奨していますが、断熱性能それ自体というよりは、気密の確保による理由が大きいと思われます。

⑤玄関ドアの断熱…〇(OPで◎)

 標準でD2・K2仕様になります。ハイグレード対応はできません。ハイグレードの対応は可能とのことです。ただし、価格は跳ね上がる(具体額は未確認だが、D2・K2のデザイン変更ですら+20万円なので、ざっと30~50万円ではと推察)とのことでした。(0516担当設計士さんに確認し追記)

 

【気密】

C値…×(施主努力により△と〇の間に近づけるかどうか)

 県民共済住宅では、気密測定を行っておりません。また、床断熱かつ天井断熱、断熱材も気密が取りづらい袋入りグラスウール、極めつけは浴室ですら基礎断熱になっていないことからC値は全く期待できません。たぶん普通に施行して測定すると余裕で2.0は超えるのではないかと予想しています。

 これは県民共済住宅において、明確に物足りない点だと感じています。

 浴室を2階に持ってくる、建物構造を気密が取りやすいものにするといった配慮や頻繁に現場に顔を出し、気密テープを張らせてもらうなどの施主努力によりC値1.0以下を達成している県民ブロガー様もおりましたので(それでも0.7には届かない)、〇を達成するのはほぼ不可能くらいに考えておいた方が良いでしょう。

 

【換気システム】【0728修正】

システム種類/ダクト計画(メンテナンス)…×(ダクトレス第3種換気)(OPで△)

 2022年まではダクト排気型の第3種換気システムが標準でしたが、2023年からはダクトレス第3種換気が標準に変わっています。

 気密とセットで考えるべき換気ですが、気密にこだわらないメーカーである以上、換気にもこだわりがないのかもしれません。

 OPでダクト給気型の第1種換気(全熱交換型)にすることもできますがそれでもせやま基準上は△に留まります。

 

<メンテナンス>

【外壁】※②以降は標準のサイディングについてのみ記載(6/24追記)

①外壁材…〇(オプションで◎)

 県民共済住宅の標準は「窯業系サイディング」です。

(2022年まではALC外壁が標準(選べる標準仕様)でありましたが、2023年に廃止されています)

 オプションでタイルにすることも可能です。(ざっくり150~200万円の高額OP)

金属系サイディングにすることはできません。(6/24追記)

 

②セルフクリーニング機能…〇

 標準のサイディングは、ニチハのモエンエクセラード16Fu-ge(フュージェ)とケイミューの光セラ18、トステムのガーディナルsmart(15PZ)から選べます。(6/24追記)

 いずれもセルフクリーニング機能はついています。

 

③外壁材の保証…〇(△)(6/24追記)

 各メーカーの製品本体の保証年数は以下のとおりです。(いずれも最新カタログから判断して記載)

ニチハ…15年(〇)

ケイミュー…10年(△)

トステム…15年(〇)

 色40年品質と一番大きく出ているケイミューが15年保証でないのは意外です。

④シーリングの保証…×(6/24追記)

 シーリングは、それぞれのメーカーの純正品であれば保証はついてきますが、残念ながら県民共済住宅のシーリングはメーカーの純正品ではないそうです。

 耐久性は純正品と同等のものという説明を受けましたが…保証は無いようです(;^ω^)

こういう目に見えないところも頑張っているのが県民共済住宅というイメージでしたが…残念です。。

 なお、ニチハと旭トステムはシーリングレス仕様ではありますが、窓サッシの回りなど、一部はシーリングが必要になる箇所があるため、完全なシーリングレスではないことに注意です。

 

【屋根】

①屋根材…◎〇

 県民共済住宅の標準は瓦とガルバリウム鋼板(横暖ルーフS)で選択が可能です。

耐久性という面では瓦一択かなと思います。ガルバリウム鋼板は主に3階建てで高さを抑えたいときに使用するようです。

②屋根材の保証…〇【5/13追記】

 県民共済新都心本店の展示で確認したところ、メーカーの15年保証が付いていました。

③屋根防水シート…〇

 標準で改質アスファルトルーフィングです。

 

【バルコニー】

バルコニー防水…△

 標準はシート防水です。オプションでFRP防水にすることもできますが、それでもせやま基準上は△に留まりますOPでもFRP防水にできないと設計士さんに言われました。今時シート防水なんてうちくらいですよと自嘲していました。。(じゃぁアップデートしてよ…(;^ω^))(0516追記)

 

太陽光発電

①パネル…〇(長州産業のみ確認)(0516太字部分を追記)

 県民共済住宅で取り扱っている太陽光のメーカーはパナソニックと長州産業です。

長州産業については、高温高湿試験3000時間をクリアしている旨がカタログに記載されていました。流石にマキシオンには及びませんが、十分な耐久性は持っています。

パナソニックはDNV GL(ノルウェーの第3者機関)のトップパフォーマー認定企業であることや、長州産業もせやま氏がライブ配信で基準クリアしているようなことを言っていたので恐らく大丈夫だと思いますが、カタログには記載がなく、設計士さん経由問い合わせてもなかなか回答が来ないため不明です。

設計士さん曰く、性能価格ともに長州産業の方が優れているため付けるなら長州産業一択とのことです。

②パワーコンディショナー…〇(長州産業のみ確認)(0516追記)

 長州産業は標準でマルチMPPTでした。パナソニックもカタログを見る限りはマルチMPPTっぽいですが標準かどうかは不明です。

 

地震・シロアリ・災害対策>

【地盤・基礎】

①地盤保証…〇(OPで◎)(6/24追記)

 標準で10年の沈下保証が付いてくるようです。

OPで、20年にすることもできます。(約4万円と破格(!?)の安さ)

②基礎種類…〇

 標準でベタ基礎です。

③基礎高…◎

 標準で45cmです。

 

【シロアリ対策】

シロアリ対策…×(通気パッキン工法)

 県民共済住宅では地面に敷く防湿シートは防蟻用ではありません。柱への処置については檜の柱に防蟻剤の吹付けを行います。

 なお、このチェック項目は基礎断熱を前提にしていると思われます。

 県民共済住宅は床断熱であり、床下は通気パッキンにより通気されているため、シロアリが上がってこれないようになっています。

 

【設計強度】

①耐震等級…◎

 県民共済住宅は全棟耐震等級3取得です。耐震等級2では建ててくれません。

②構造の計算方法…〇(オプションで◎)

 等級3は壁量計算です。オプション(約10万円)で許容応力度計算による耐震等級3を取得できます。

③壁直下率…〇(プラン次第)

 プラン次第だと思いますが、設計士さんに聞けば教えてくれます。

④偏心率…〇(プラン次第)

 こちらもプラン次第ですが、設計士さんに聞けば教えてくれると思います。

 

【災害対策】

①火災対策…△

 県民共済住宅では、OPでも省令準耐火構造にはできません。過去の施主ブログを拝見する限りでは、出来ている方もいたようですが、少なくとも2020年以降は出来ないことを確認しています。

②水災対策(基礎高さ)…〇

 基礎の高さは45cmです。

③水災対策(給湯器配管処理)…?

 確認していないので不明ですが、シーリング処理をしているとは思えません。

④水災対策(換気システム排気口)…ー

 澄家は採用できないので項目非該当

⑤風災・空き巣対策…◎

 1階2階問わずすべての引き違い窓にシャッターが標準でついてきます。

 

 

まとめ

以上、県民共済住宅の性能面を見てきました。

流石に全てクリア!!とはいきませんでしたが、ローコスト住宅にしてはかなり良い部類に入るのではないかなと思います。

個人的には、気密と換気が大きな懸念点かなと思います。せめて浴室だけでも基礎断熱にしてほしいです。切実に。

なお、県民共済住宅とせやま印工務店の基準価格との差は、標準仕様の違いを差し引いても(せやま基準で標準なものを可能な限り県民共済住宅でOPで付けたとしても)500万円程はあると思われます。

もし、せやま印工務店県民共済住宅で悩んでいる方がいれば(価格帯が違うからいないかな?(;^ω^))この価格差と性能の過不足を比較衡量して判断していくのかなぁと思います。

 

以上、終わりっ!!

【間取り図公開】ひなの家の間取り変遷②(担当設計士さんとの打ち合わせ(1回目)編)

ついに、待望の、担当設計士さん(内部設計士)との初回打ち合わせが終わりました。

間取りについても、自分で思っていたよりも色々と変更すべき点がありました。

 

備忘録も兼ねて内容を書いていきます。

 

なお、設計士さんとの打ち合わせ前までの間取りの変遷は以下にまとめています。

 

kennmin2023.hatenadiary.jp

 

間取り案提出後~初回打合せまでの間取りの変更

私の場合、申し込みから設計士さんとの初回打合せまで約3ヶ月程度、プランニングシート(間取り要望案)の提出から約2か月程度の期間がありました。

 

プランニングシートの提出後もあれこれ間取りについて考え、修正を加えました。

【修正前(プランニングシート提出時)】

【修正後(初回打合せ時持参)】

ちなみに、この時点から無料ソフト『せっけい俱楽部』を卒業し、有料ソフトであるマイホームデザイナー13を購入し、間取りを書くようになっています。

やはり住宅設備など具体的なイメージを沸かせつつ作れるのは便利です。(特に県民共済住宅では3Dパース図などを作成してくれないので、マイホームデザイナーは必須ソフトなんじゃないかなと思います。)

 

【申込時からの変更点】

①洗面台を標準サイズ(900)⇒個別見積もりサイズ(1670)に変更


 当初は洗面は標準サイズの予定でしたが、LIXILショールームでルミシスを見つけた妻(絶対権力者)が「あれがいいなぁ…」とポツリ。

ルミシスの洗面台イメージ(LIXILHPより)

 急遽ドレッサー付の洗面台に合うように間取りを修正することになりました。

 なお、オプション要素は出来る限り早い段階で見積もりに含め、最後に費用を見て削っていく方が後で価格がブクブク膨らまずに済むので、(最終的に採用するかどうかはともかく)この段階で入れられてよかったなと思いました。

  ⇒結論:ショールーム訪問は大事!!

 

②①に伴い、ファミクロ、トイレ位置の変更


 洗面台がでかくなったので、ファミクロを外壁側に移動&トイレを階段下に移動しました。

 なお、トイレの位置を階段下にするまでには、玄関の形も含め色々と考えたりもしましたが、結果として階段下に落ち着きました。

 このあたりが整理できたことで、結果としてダイニングに隣接した位置に大きめの収納+追加のパントリーを持ってくることが出来ました。

 

③小上がり和室を少し大きく変更


修正前は2.5畳(2.5P×2P)でしたが、一部リビングにはみ出す形で3畳(2.5P×2.5P)を確保しました。とはいえ尖がっていると危ないので隅切りをしています。

これで一応敷布団をギリギリ2枚敷けるサイズ感になり、老後2階に上がれなくなっても、1階で寝ることが出来るという計算です。

 

④2階の各位置変更(主に収納関係)


洋服等の収納については、原則1階のファミクロに収納。とはいっても子供も思春期になれば自室で着替えとかもするだろうということで、当初案では、子供部屋については、各半畳のクローゼットが付いていれば十分かなと思っていました。

しかし、

●1階のファミクロは2畳しかないが本当に家族5人分で足りるのか?

●思春期で自室で着替える場合、半畳では足りないのではないか?

 

といった疑問が出てきました。

解決策としては大きく2つあり、1つは、1階のファミクロをもう少し大きくして原則1階収納とすること。(2階はあくまでサブとするため、半畳で十分という理論)

もう一つは、1階のファミクロの大きさは変えずに、2階の各居室の収納をもう少し充実させること。

 

自分であれこれ弄った結果、坪数を増やさずになんとか収納を増やすことが出来たので後者を採用しました。(前者は他のスペースの圧迫がキツイ)

 

そんなこんなで修正した間取り図を当日持参する形で、設計士さんとの初回打合せに臨みました。

 

初回打合せの内容

 

【全体のスケジュールの確認】

まずは、建物完成、引き渡しまでの今後のざっくりスケジュールについて、紙を渡され説明を受けました。

一応申込時に、ざっくりいつまでに入居したいですということは伝えていたので、それを踏まえてのスケジュールの確認になります。

なお、私の初回打合せ時から入居予定までは約1年あったので(申込時では1年3ヶ月も!!)結構余裕かと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

なお、スケジュールの確認の一環で長期優良住宅の申請をするかどうか聞かれたので即答でNOと答えました。(YESの場合は1ヶ月程度伸びる可能性あり)

 

【周辺状況と建物の位置の確認】

初回打合せ時点では、まだ土地の引き渡しを受けておらず、売主側での境界明示が終わっていなかったため、県民共済住宅の敷地調査もまだ入っていませんでした。

そのため、隣家の状況などは分かりませんでしたが、土地の形状等分かる範囲で建物の位置を決めていきました。

土地はいわゆる平行四辺形の形をしているため、道路との境界線に対して並行で建物を設置するか、隣地との境界線に対して並行で建物を設置するかどちらにしますかとのことでした。

道路境界に対して並行 ⇒ +駐車場の配置がしやすい

             -隣家との距離がまちまち(無駄スペースが生じる)

隣地境界に対して並行 ⇒ +隣家との距離が均一(無駄スペースなし)

              外構上もアクセントが加えられそう

             -駐車場スペースを圧迫しそう

正直この点は全く意識していなかった&隣家がどうなっているかにもよって変わってきますのでどうしたものか…となってしまいました。

とりあえず、道路に対して並行の方が多そうなので一一旦はそちらにしました。

ここら辺は現地調査の結果を待ちます。

 

【間取りの確認】

さて、いよいよ本命の間取りの確認です。

一応事前に送付したものを基に、設計士さんの方で手書きで修正を加えた図面をいただきましたが、上記の修正図面を持ってきましたと伝えるとではそちらをベースに打ち合わせしましょうと言ってくれました。(いい人だ…!!)

基本的に県民共済のルールとして明記されているスパンルールなどは意識して作りましたが、それでもいくつかイメージ通りには実現できないものがありました。

①収納付き小上がり

ダイケンの小上がりユニット。これだけで60万円近くする


これは、全く出来ないわけではありませんが、めちゃくちゃ費用が掛かると言われました。具体的には、県民では収納付き小上がりの用意がなく、現場で大工さんが制作することは出来ないとのことなのでダイケンのミセル等の既製品でやるしかないとのことでした。収納なしの小上がりならできるとのことでしたが、我が家は収納がないのであればフラットでもいいかなということでその場で不採用となりました。

②2.5P×2.5Pの和室

これも厳密には出来ないわけではありませんが、それぞれ0.5pの部分が畳ではなく檜の板張りになるということでした。

横はまぁしょうがないとして、縦(リビングにはみ出す部分)については、小上がりにしないのであればフローリングと大差ない形になるので、リビングにはみ出すのをやめました。(2P×2.5Pに変更)

③階段2マス目の手すり壁


階段はリビングに隣接しているため、少しでも開放感を出すために、階段の1マス目2マス目は手すり壁にしたいと考えていました。

ですが、構造上少なくとも2マス目は耐力壁が無いと厳しそうとのことでした。

当初案ではファミクロだったところが収納に変わったことで、LDKラインの壁が割と少な目になってしまいました。

(ここら辺は言われてみるとなるほどという感じでした。ただし自分では絶対に気が付けない(;^ω^))

④玄関ホール収納の奥行


玄関ホールには、いわゆるただいま収納的なものを作り、子供のランドセル・カバンや外出用の上着などを収納するイメージでした。

奥行については、2Pをただいま収納とシューズクローゼットで取り合うことととなります。

持参案では、シューズクローゼットを1.25P、ただいま収納を0.75Pとしています。

シューズクローゼットは外壁側のみの収納であれば1.25Pで十分。ただいま収納も0.75Pあれば一応洋服も掛けられるはず…!と考えていました。

(収納の奥行の考え方については、以下の動画を参考にしています。)

ただここで考慮していなかったのが、県民共済住宅の柱の大きさ。

県民共済住宅の柱は4寸(直径12cm)と大きめであり、柱が大きければ当然通路の有効幅も狭くなるわけで…

設計士さんからは、シューズクローゼットの通路幅をとると洋服が掛けられなくなるかもしれない と言われました。

一応、最低限の通路幅を確保したうえで可能な限り収納の奥行を増やす方向でお願いしました。

⑤2階のトイレ(0.75P)


スペース削減で良く活用される2階トイレのサイズ縮小(1P→0.75P)ですが、県民共済住宅ではできないとのことでした。

詳しくは分かりませんでしたが、配管の問題でスペースが必要なのだそうです。

やむを得ないので、子供部屋の収納を1P→0.75Pとすることで解決しました。

 

【その他のアドバイス

①備え付けのスタディスペース、要りますか?


現案では、ダイニングに隣接する形でスタディスペース(造付)を設けていました。

ダイニングテーブルとは別にスタディスペースを設ける利点は、

〇ご飯の時などにいちいち片づける必要がなくなる。

〇テーブルに消しカスが残りがち問題がなくなる。

〇単純に気持ちの切り替えがしやすい

といったことがあります。

一方で、次のような懸念点もあります。

×使わなかった場合、物の一時置き場と化す可能性が非常に高く、ごちゃつく

×窓が腰窓になる。(掃きだし窓にできない)

×造り付なので、レイアウト変更が出来ない。

 

設計士さんからは、特に「造り付」である点でのご懸念を頂戴しました。実際に設計士さんは後から後悔する事例をいくつか見てきたのだそうです。

 

『せやまどり』などをたくさん見てきたため、造り付のスタディスペースを設けるのが当たり前の感覚になっていましたが、必ずしもそうとは限らないよなと思い、ここは保留にしました。

南面からの採光はめいいっぱい取りたいので、掃き出しにするのもありかなぁ。。

あと、我が家の現状からすると、残念ながら物置になる可能性が高そうな気がします(;^ω^)

 

②バルコニー、延ばしませんか?

現案では、2階バルコニーは主寝室の前のみ、必要最小限を意識して付けています。

バルコニーについては、そもそもいるのか論もありますが、我が家はつける予定です。

理由としては

県民共済住宅ではバルコニーは標準であり、無くしたとしても減額にならない。

〇子供がおねしょしたマットレスなどは流石に乾太くんにかけられないため、外干ししたい。(バルコニーなしの場合はOPで布団干しバーをつける必要あり(そもそもできるのか不明ですが…))

〇黄砂やPM2.5は我が家はあまり気にしていない。

〇位置的に1階リビング掃き出し窓の庇を兼ねることが出来る。

といったものです。

なお、コストメリットについては『初期費用は減額とならなくともメンテナンス費用が削減できるのでトータルのコストメリットはある』ということは承知していますが、他の事項も踏まえたうえで、我が家では必要と判断しました。

  標準バルコニー > バルコニーなし+OP布団干しバー+OP庇

みたいな感じです。

 

話が少しそれましたが、そんな理由で必要だけれども大きくある必要はないなと思っていたバルコニーですが、先ほどの③スタディスペース関係が絡むと話が変わってきます。

 

元々ダイニング側の窓は、スタディスペースがあるため腰窓の予定でしたが、スタディスペースがなくなるとなると掃き出し窓になると思われます。

腰窓の場合はそこまで庇は要らないんじゃないかと思っていましたが、掃き出し窓となると必要と思われます。

そのため、③と合わせてこちらも保留にしました。。

バルコニーを延ばすその他のメリットとしては

〇子供部屋のエアコン室外機がバルコニーに置ける。(配管を下まで伸ばす必要がないので、費用が(若干)安くなる、見た目も良くなる)

〇見た目(デザイン)が良くなる

といったものです。

逆にデメリットとしては

〇メンテ費用が余分に掛かる(ただ、ここは部材の費用が追加になるだけなので、そこまで大きな費用追加ではないと認識しています。)

〇主寝室と子供部屋がつながる(子供が思春期になったときに嫌がる恐れあり)

といったものです。

 

 

以上の他は、計画換気量を確保するための換気扇の位置だったり窓の種類を次回細かく決めましょうなどの話はありましたが、間取りに直接影響する部分ではないので割愛します。

 

 

 

 

初回打合せの感想ですが、、

『設計士さんが想像以上に色々と教えてくれてよかった!!』

県民共済住宅の設計士さんは提案力が低いとさんざんネットで見ていましたが、個人的にはそんなことありませんでした!

(単に当たりの設計士さんだったのかもしれませんが、)

 

 

次回打合せは、初回の修正の反映と、現地調査を含めた建物の配置、窓の位置だったりの確認の予定です。

 

ということで今回はここまで!

県民共済住宅の2023年新仕様について

【朗報】2023年5月契約分より県民共済住宅の坪単価が引き下げられます!!

 

今回はその概要を見ていきます。

 

坪単価は約3万円の引き下げ

これまでの坪単価36.3万円+2.5万円(ウッドショック対策費)=38.8万円(税込42.7万円)から3,000値下げして、35.8万円(税込39.4万円)となります。

 

丁度設計士さんとの打ち合わせの際に案内されたので理由を聞いてみると、木材価格の高騰が落ち着いたことが大きな要因らしいです。

 

坪数別の影響額(税込み)としては

35坪 … 約116万円 の減額

40坪 … 約132万円 の減額

45坪 … 約149万円 の減額

50坪 … 約165万円 の減額

 

となっています。

 

100万円の減額は大きいですね٩( ''ω'' )و

 

一部装備の標準→オプション化

価格引き下げに伴い、以下の標準装備がオプションになります。。

①1階引き違い窓のトリプルガラス

 2022年に登場した、1階引き違い窓のトリプルガラスですが、1年ちょっとでオプションに変更のようです。。断熱もある程度追及していきたい我が家にとっては微悲報…

 ただし、2022年より前はオプションでも入れることが出来なかった仕様なので、追加費用が掛かってもオプションで入れられるようになったというのは大きいと思います。

 ちなみに担当の設計士さんに聞いたところ、吐き出し窓1か所で約10万円くらいのオプションとのこと。もちろん2階の引き違い窓にも入れられるので、個人的には優先度高めのオプションです!!(可能であれば引き違いは全てトリプルにしたい…)

 窓に関していえば、県民共済住宅くらいの坪単価でオール樹脂サッシ+トリプルガラスなんて仕様はそうそうないので、温熱環境を意識するなら是非とも入れることをお勧めします!!!(まぁ気密は…あれだけど)

 

平均で2~3か所1階に引き違い窓があると仮定すると、実質20万円~30万円の値上げとみることが出来ます。

 

②選べる標準仕様

2022年仕様では、①ALC外壁 ②カップボード(1800mm)③エアコン2台(6畳、10畳用) ④制震ダンパー の4つが標準装備で選べましたが、こちらも新仕様ではオプションとなります。

 

個人的には元々、①サイディングで十分 ②もっと大きいカップボード入れたい ③エアコンは6畳と14畳の2台があればよい ④耐震3取っていれば不要 と考えていたので、こちらの仕様変更はそこまでダメージがありませんでした。

カップボードを2550→1800にして、+可動棚で対応しようかと考えていたくらい)

 

細かな費用は分かりませんが、約20万円くらいの値上げ相当とみることが出来ます。

 

オプション変更を考慮しても値下げか

上記の標準→オプション変更が大体40万円~60万円くらいと仮定すると、35坪で100万円超となる今回の坪単価引き下げは、オプション変更を考慮してもお得になった!といえると思います。

 

県民共済住宅の説明上も、「標準外となったものについてオプションで選択しても変更前価格を下回る」旨の記載があるため、計算自体は合っていると思います。

ただし、単にウッドショック対策費を撤廃する場合と今回を比べた場合の減額幅は、

ウッドショック対策費のみ撤廃>ウッドショック対策費+坪単価減‐一部オプション化

となる点は注意です。(単純にウッドショック対策費が丸々浮いたわけではないということ)

 

これは推測ですが、

ウッドショック対策費のみを撤廃したかったけど、流石に採算が合わない

 →一部標準のオプション化

   →バランス調整で坪単価減

という順番で決まっていったのではないかなと(;^ω^)

 

いずれにしろ、これから契約予定の私にとっては間違いなく減額となる話なので、嬉しいです!(^^)!

まだ概算見積もりも出ていない段階なので、そもそも資金が足りるか不明ですが、計画の一助になることを願っています٩( ''ω'' )و

 

まとめると

 

県民共済住宅がさらにお得になった!!!

 

ってこと!以上!!

 

【間取り図公開】ひなの家の間取り変遷①

今回は、住宅検討開始時(2022.09)から県民共済住宅の設計士さんとの初回打合せまでに考えた間取りの変遷について、没間取り供養を兼ねまして、ご紹介します。

 

【前提条件】

ひな家は夫婦に子供3人(女5y、男2y、女0y)の5人家族

 

①タウンライフ請求時(2022.09)の間取り条件と自作の間取り図

【間取り条件】

1F…LDK+水回り

・玄関に土間収納が欲しい!

・ファミリークローゼットが欲しい!

・パントリーが欲しい!

・洗面脱衣別がいい!

・玄関→洗面・脱衣→浴室の帰宅導線が欲しい!

2F…各居室+書斎

・3人分の子供部屋(2人は今後仕切れる部屋でも可)+夫婦の寝室が欲しい!            
・書斎(テレワークルーム)2.5帖程度ORスタディルーム(出来れば両方)欲しい!      
・駐車スペースは1台分で可だが、駐輪スペースも欲しい。        
・庭は不要        
・バルコニーは検討中(なくても良い)        
   
【間取り図】無料ソフト「せっけい倶楽部」を使用

延べ床面積 約35坪 総2階

この時は、上記の要望をとりあえず詰め込んだ間取りで、道路がどこに面している想定だとか、窓の位置や日射、通風、耐震性などは全く考えずに(というかわからずに)作りました。

いや~今になって見返すと色々突っ込みどころがありすぎて…(;^ω^)

当時、妻とこれいいね!といっていたルームツアー動画をベースに考えたと思います。


www.youtube.com

※玄関ホールの洗面について

帰宅導線を考えると、玄関ホールに手洗いがあると便利ですよね。でも、お風呂上がりに髪乾かしたり、女性ならそこでメイクしたり、歯磨きしたり……ということを考えると、玄関ホールで行うのはちょっと嫌かなと思います。解決策としては①洗面を2台にする。(1台はお帰り水栓、もう1台は脱衣所洗面)②玄関から洗面所に直結する間取りにする。の2つが考えられます。我が家は費用面から②を採用しようと考えました。

②2022.10月時点の間取り

妻と間取りについて話し合ったり、色々と情報収集をしていく中で、やっぱりこれも欲しいよねとなったのが以下の3つ。

・キッチン→水回りへの導線(家事がやりやすい)

・和スペース(子供の遊び場)

・ダイニングにスタディスペース

これを反映して当時書いたのがこちら↓

1F

2F

延べ床面積 約36.4坪

この頃から、少しづつ「せやまどり」(

グッシン|家づくり知識メディア|GOOD THINGS COMMITTEE

)のエッセンスや、直下率等の構造的なことも意識して間取りを作り始めました。

 

ちなみに、この間取りを無料間取り診断サイト

無料の間取り診断・チェック|建築士のアドバイス に張り付けて専門家の意見を仰いでみたところ、、、

 

 

(;^ω^) 

 

 結局間取りの本は買いませんでした٩( ''ω'' )و

 

③土地決定からの間取り再検討

上記の時点では、間取りの詳細こそ決まってませんが、各階に必要なエッセンスが分かったことにより、箱の大きさが大体決まってきました。箱の大きさが大体わかれば、どのくらいの大きさの土地を買えばよいかが分かります。

並行して土地探しを行っていたことも功を奏し、2022.12時点で土地が決まりました。

敷地面積70坪、北東道路に開口16mで面する非常に条件の良い土地です。

(土地についての詳細はまた別に話したいと思います。)

その土地を想定して書いてみたのがこちら。

延べ床面積 約37坪

ベースは前のまま、北東道路のため、南側にLDKを配置し、階段の向きを少し変えることにより2Fの廊下を短くすることに成功しました。

 

ただ、少し気になる点も。

・なんとなく玄関周りがごちゃついている

・2F廊下に光が入らない

・現状2Fがリビング側に乗っており、キッチン側が下屋となっていますが、これ上手いことリビング側に下屋を持ってくることが出来れば、リビングを勾配天井にできるのでは……!?

・37坪はちょっと大きい…35坪くらいに収めたい。。。

 

④間取り無料診断後

流石にもう考えても埒が明かなくなってきたのでYouTubeで無料の間取り診断を受けました。

こちらは土地ごとに1回限り、要望を反映した間取りの作成&間取りの診断を”無料で”行っていただけます。


www.youtube.com

診断後の間取りがこちら

階段の位置を調整することで、2階を西側に寄せることが出来ました。

また、階段が外壁側に来たので、階段に窓を設置することで2階の廊下にも光が入るようになります。

ファミクロを家の真ん中あたりに持ってくることで、玄関周りが整理されました。正直、この形は自分では想像もできなかったので、この辺りはさすがプロだなと思いました。

坪数も37坪→36坪になり、2階の乗っていないリビングや玄関部分を少し狭くすれば35坪に収めることが出来ます。

この時点では、もうこれで間取りは決まりかな!?٩( ''ω'' )وと思いました。

 

そして、少し微修正は加えましたが、ほぼ上図の形で、初回申込時のプランニングシートに添付し、県民共済住宅に送付しました。

 

 

 

今回は以上です。

理想の生活を思い浮かべながら間取りを考えるのって想像以上に楽しいですよね!

私も、毎日1時間くらい間取りソフト弄っていた期間もありました(笑)

また、毎回「これ以上の間取りは無いな…(満足)」ってなるのに、何日か経つとまた間取りの改善点が見つかり、間取りって奥が深いなーと思います。

 

設計士さんとの打ち合わせで実はまた色々と変わりますが、とりあえず素人が考えられるのはここまで!ということで。。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

注文住宅検討のきっかけ

初めまして、ひなと申します。当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

このブログは、5人家族のひな家が県民共済住宅で注文住宅を建てる経過を綴ったものです。

 

今回は、注文住宅を検討し始め、県民共済住宅に行きつくまでをざっと振り返ります。

 

①ひな家の家族構成(住宅検討開始2022.09時点)

ひな家は、子供3人の5人家族です。

<夫婦>

夫=ひな(30歳、♂)

妻(29歳、♀)

<ゆかいな3姉弟

長女(4歳、♀)

長男(2歳、♂)

次女(0歳1ヶ月、♀)

 

②注文住宅検討のきっかけ

きっかけをくれたのは紛れもなく、次女の誕生でした。

それまでは4人で賃貸暮らし(2LDK)に不自由も感じず、

長女(4y)が小学校入学するタイミングで建売を買うか(当時は建売を買う気満々だった)、お金の都合が付かなければ長男(2y)が小学校入学のタイミング辺りでも良いかーと漠然と考えていました。

しかし、次女が誕生し、5人家族となったときにふと気が付きます。

 

あれ、建売って子供部屋3部屋とか無くね? と。

 

もちろん、建売の4LDKとかでも和室を夫婦の寝室にするとか、子供相部屋にするとかで上手く使えば全然住めないことは無いです。が、私も妻も洋室子供部屋3部屋+主寝室をイメージしていたので、じゃぁ注文住宅も選択肢に入れなきゃねとなったのが始まりでした。

 

③注文住宅ならすぐに動かないと間に合わない!!

そこからまず行ったのが、情報収集。

とりあえず図書館に行きSUUMOのHOUSINGという注文住宅雑誌を10冊くらいまとめて借りました。

そこには注文住宅を建てるうえでの手順や必要経費に関する情報が載っていました。

それによると、フムフム、土地探しから始める場合の所要期間は概ね1年~1年半程度か…

えーと、長女が年中さんだから、長女の小学校入学に間に合わせるには……1年半…

( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  , .
(;゚ Д゚) …!?もう動かないといけないやん!!!!

 

④20社以上の比較検討の末、たどり着いた県民共済住宅

そこからは、住宅系ブログ(住宅メーカー比較中心)や住宅系ユーチューバーの動画を見まくり情報収集をする一方で、ブログの広告で必ずと言っていいほど見かける『タウンライフ』で27社ほどに一括資料請求、各メーカー営業とのやり取りを数ヶ月行いました。

※別途記事にしようと思っていますが、『タウンライフ』はアフィリエイト商材なので色々なところに掲載されていますが、そこに書いてあるような見積もり書、間取り図がすぐに手に入るということはまずないのでオススメしません。※

やり取りの結果ミドルコストメーカー2~3社に絞られてきましたが、ウッドショックなどもあり、事前に調べていた坪単価より各社とも大分金額が高くなっており、結局予算の面から折り合いが付きませんでした。

なお、この頃には、住宅の知識も多少ついており、住宅性能という観点から建売という選択肢は完全に頭の中から消えてました。

さて、しょうがないローコストメーカーを探し始めるか…と思っていた矢先、会社の同僚が家を建てたという情報を聞きました。

 

ひな「家どこのメーカーで建てたん!?」

同僚「県民共済住宅だよ」

ひな「県民共済住宅…だと…?」

 

恥ずかしながら、県民共済住宅の存在自体を全く知らなかったので、早速調べてみると…

 

ふぁっ!?坪単価30万円台!?UA値0.6以下で窓はオール樹脂サッシ(YKKAP)!?!?設備のグレードも高いし!!これはもう決まりやろ!!!

 

ということで、私の中では一発OKで県民共済住宅に決まりました。

その後は、妻の説得、土地の取得を経て、2023年1月に申し込みを行いました。

 

初回打合せは3月…ということで、当記事執筆現在は初回打合せ直前なのでした。

 

とりあえずこのまま順調にいけば長女の入学には間に合いそうなのでほっとしてます。